あきやんはじめまして、案内役のあきやんです。ここでは4つの話をします。最初に確認すること、4つの選択肢の違い、お金の話、相談先です。読み終わったら、そのまま相談に進めます。
1. まず何を確認すればいいですか
あなた
実家が空き家になりました。何から確認すればいいですか。
あきやん
3つだけ確認してください。家が建てられた年、相続した年、家の名義が自分に変わっているか、です。
あきやん
建てられた年は、登記簿か固定資産税の通知書に載っています。昭和56年5月31日より前に建った家は「旧耐震」と呼ばれていて、使える制度が変わります。
あなた
名義はまだ親のままです。
あきやん
相続登記は2024年4月から義務になりました。相続を知ってから3年以内にしないと、10万円以下の過料の対象です。これは司法書士さんの仕事で、市の無料相談で紹介してもらえます。
2. 売る、貸す、直す、壊す。どう違いますか
あなた
選択肢が4つあると聞きました。
あきやん
はい。ざっくり言うと、こうです。
あきやん
売るは、一番お金が残りやすい選び方です。3,000万円の特別控除が使えれば、税金がほぼゼロになることが多いです。
あきやん
貸すは、毎月の収入になります。ただし貸した時点で3,000万円控除は使えなくなります。それと、直す費用が先に要ります。
あきやん
直すは、自分や家族が住む場合です。国の補助が最大100万円、市の補助も重ねられます。
あきやん
壊すは、更地にして売るか、駐車場などにする場合です。解体の補助は市で差が大きくて、八王子市は最大100万円、日野市は200万円です。
あきやん
それと、売れないと言われた場合。再建築不可や崖地は仲介で断られがちですが、直接買取なら売れることがあります。仲介手数料はかかりません。
あなた
壊すと固定資産税が上がると聞きました。
あきやん
その通りです。家が建っていると土地の固定資産税が6分の1になる特例があって、壊すとそれが外れます。ただし、放置して「管理不全空家」と市に勧告されても同じように外れます。放置が一番損です。
3. お金の話
あなた
3,000万円の特別控除って、どういうものですか。
あきやん
相続した家を売ったときの利益から、3,000万円まで引ける制度です。たとえば2,000万円で売れて利益が1,500万円なら、税金はゼロです。
あきやん
条件は、昭和56年5月31日以前の家であること、相続から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売ること、売値が1億円以下であること、などです。
あきやん
それと、市役所で「確認書」をもらう必要があります。八王子市と町田市は無料です。
あなた
難しそうです。
あきやん
大丈夫です。診断で築年数と相続した年を入れれば、使えるかどうかと期限が出ます。細かい判断は税理士さんに確認しますが、そこもご案内できます。
4. 誰に相談すればいいですか
あなた
誰に相談すればいいですか。
あきやん
市の無料相談窓口があります。八王子市は「住まいの活用相談所」で、宅建士さんが対応します。各市のページに載せています。
あきやん
このサイトでも無料で相談を受けています。売却と買取の話は宅地建物取引業の免許を持つKTエステートという会社が担当し、税金や登記の話は専門家におつなぎします。
あきやん
無理に売る話にはしません。まず、いま何が使えて、いつまでに何をすればいいかを整理するところからです。
