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八王子市で相続した実家をどうするか
八王子市には空き家が 33,650 戸あり、住宅全体の 11.1% にあたります。このうち賃貸にも売却にも別荘にも使われていない、いわゆる放置された空き家が 7,900 戸です。相続した家に使えるお金と、期限のある手続きをまとめました。
- 空き家33,650戸
- 空き家率11.1%
- 使われていない空き家7,900戸
- 使える制度4件
八王子市で使える制度
| 種類 | 制度 | 補助率 | 上限 |
|---|---|---|---|
| 解体・除却 | 八王子市未耐震空き家除却支援補助金
期間:今年度の受付は終了。次は2027年度 枠:予算がなくなり次第終了 3,000万円特別控除とは併用できません。市のチラシに明記されています。 | 2/3以内 | 100万円 |
| 改修・リフォーム | 八王子市空き家利活用促進整備補助金(全体改修)
枠:予算の範囲内 | 2/3以内 | 100万円 |
| 改修・リフォーム | 住宅確保要配慮者専用賃貸住宅改修事業補助金
枠:予算の範囲内 | 2/3以内 | 200万円 |
| 家財・残置物 | 八王子市空き家利活用促進整備補助金(スタートアップ整備)
枠:予算の範囲内 | 2/3以内 | 25万円 |
市の耐震診断と耐震改修の補助は、いずれも「現に住所を有する、または有する予定の住宅」が条件で、空き家は使えません。空き家の耐震性は除却補助の要件としてのみ扱われます。
3,000万円特別控除の確認書
相続した空き家を売って税の特例を使うには、市町が出す「被相続人居住用家屋等確認書」が要ります。売る前に取っておくものです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 窓口 | まちなみ整備部 住宅支援課 |
| 手数料 | 無料 |
| オンライン申請 | 窓口または郵送 |
| 所要日数 | 2〜3週間。確定申告の時期は1か月以上 |
| 備考 | 手数料は無料と明記されています。郵送でも申請できます。 |
| 案内ページ | 八王子市の案内 |
空き家バンク
八王子市に市独自の空き家バンクはありません。空き家バンクはありません。かわりに空き家マッチング支援事業がありますが、自分が住む目的では使えません。提供されている空き家は1件です。
相談できる場所
| 窓口 | 対応 | 費用 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 住まいの活用相談所(住まカツ) | 東京都宅地建物取引業協会 第12ブロック八王子支部(042-548-1251)/全日本不動産協会 東京都本部 多摩南支部(042-623-7357) | 無料 | 市が2つの不動産団体と協定を結んで運営しています。相談員は各協会の宅地建物取引士です。 |
| 近隣の管理不全な空き家の相談 | 株式会社クラッソーネ(0120-961-221) | 無料 | 2026年8月3日から2027年3月31日までの期間限定。電話のみ。 |
市の調査でわかっていること
令和6年度 空き家実態調査によると、調査した4,737棟のうち3,036棟が空き家と判定されています、管理が行き届いていないものが180件、そのうち特定空家に相当する程度のものが23棟。調査上の程度の判定で、空家法に基づく正式な認定件数ではありません。 出典
管理不全空家として勧告を受けると、固定資産税の住宅用地の特例が外れて税額が上がります。
東京都の制度も使えます
八王子市にお住まいでなくても、都内の空き家であれば東京都空き家家財整理・解体促進事業が使えます。解体は費用の1/2で上限10万円、家財整理は1/2で上限5万円です。
- 東京都空き家ワンストップ相談窓口に相談すること
- 窓口から紹介された協力事業者と契約して実施すること
- 他の補助金の対象になっているものは除きます
8市のうち家財処分の補助を持つのは青梅市だけなので、多摩地域で家財の片付けに使えるのは実質この制度です。市の補助と別枠で使えます。
相談先は東京都空き家ワンストップ相談窓口で、NPO法人 空家・空地管理センターが受託しています。電話は 0120-776-735、平日9時から18時、無料です。
国の制度も合わせて使えます
直して住むか貸すなら、国のみらいエコ住宅2026事業でリフォーム費用の補助が出ます。築年数が古いほど上限が高く、平成3年以前の建物なら最大100万円です。売るなら被相続人の居住用財産(空き家)を売ったときの特例で最大3,000万円が控除できます。国の制度のページにまとめました。